パートナーと常に連絡をとっていないと安心できない、
友達、親友には自分のことだけ見ていて欲しい。他の子と仲良くしているのを見るとモヤモヤする…
すぐ人に『死にたい』と言ってしまう…。
そんなふうに思ってしまい、苦しんだことはありませんか?
恋人や友達に依存してしまい、相手のことを考えすぎて病んでしまう、いわゆる”メンヘラ”。
「メンヘラ」という言葉は、日本のインターネットスラングから来ています。
この言葉は「メンタルヘルス」(mental health)の略語で、もともとは精神的な健康問題を抱える人々を指す言葉でした。
しかし、時間が経つにつれて、特に若者の間で、精神的な問題だけでなく、感情的に不安定な人や、注意を引こうとする行動をする人を指すようになりました。
この言葉は、特にインターネットの掲示板やSNSで広く使われるようになり、時にはネガティブな意味合いで使われることもあります。
※メンヘラという言葉は、精神的な健康問題に対する誤解や偏見を助長する可能性があるため、使用する際には注意が必要です
他人に依存してしまい、辛いことがあると自傷行為やネガティブな発言をしてしまうのがメンヘラの特徴です。
よく似た心の問題に”境界性パーソナリティ障害”がありますが、同じような不安や悩みを抱えてる人も多いですね。
好きな人との繋がりがないと不安になってしまい、LINEや電話をたくさんしてしまった経験はありませんか?
結果、相手から「重い」と感じられて避けられてしまったり、嫌がられてしまって辛い思いをしてきた方もいるでしょう。
自分のメンヘラ気質を自覚していると、生きていくのが辛く感じてしまいますよね。
中には人間関係を何度も壊してきたために、「自分のメンヘラは治らない」と諦めてしまった方もいるかもしれません。
でも大丈夫。結論をお伝えすると……メンヘラは治すことができます!
あるいは「自分の中にいるメンヘラな自分を手懐けられる」という方が、イメージとしては近いかもしれません。
メンヘラを治すためには
・自分に自信をもてるよう行動すること
・相手に求めすぎないこと
この2つを意識してみることです。
相手に依存しすぎるのは、自分の弱い部分や足りない部分を助けて欲しい、満たして欲しいという「過剰な寄りかかり」のようなものです。
自分にも良いところがある!と自信を持てるようになると、相手に依存することがだんだん減っていきます。
相手に期待しすぎない、求めすぎないことも大切です。
「自分はこんなに想っているのに!」とか「同じくらい好きでいて欲しい!」という感情は、相手によってはとても重かったり、負担だと思われてしまうんですよね。
見返りを求めるのではなく、「自分が相手に与えてあげる」という気持ちで接してみると、自然と相手からも返ってくるようになりますよ。
私、メンヘラかも…と悩んでいる方は、人との関わり方を少しずつ変えてみてくださいね。